こんにちは。
前回はHSP4つのタイプのうち「エンパス」「ビジョナリー」について解説しました。
今回は「インテュイティブ」について、ご紹介をしていきたいと思います。
インテュイティブの課題
「認知の歪み」が多いこと
・自分の直観に頼りすぎて、客観性を失い、独りよがりの解釈をしてしまう
・仕事は速いがミスが多い
・早とちりや勘違いをして、自分勝手な解釈によって傷ついたり不安になる
インテュイティブの強み
・特殊な直観力により、素晴らしいアイディアを生み出す
・頭の回転が速い。頭脳明晰で「1を聞いたら10わかる」素晴らし才能を持っている
・好奇心や興味が強い分野への集中力が驚異的に強い
・身体感覚(フェルトセンス)を解釈するのが得意
インテュイティブに適した仕事
・哲学者
・科学者
・高度なホスピタリティを求められる仕事
・広告クリエイター
など
インテュイティブが才能を発揮するためにできること
「認知の歪み」を解消する
そのためには、事実と解釈の区別をつけることが必要「認知の歪み」は事実とは異なった歪んだ勝手な解釈をしてしまう癖にあるからです。
「認知の歪み」とは?
物事を自分独自の歪んだ解釈をする癖
1.0か100思考 柔軟さを欠き、ひとくくりで結論付ける
2.一般化のしすぎ 「いつも上手くいかない」と決めつける
3.心のフィルター 1つの悪いことにこだわり良いことを無視する
4.マイナス化思考 何でもないことをネガティヴに意味付ける
5.結論の飛躍 根拠がないのに、悲観的な結論を出す
6.誇大視と過少評価 悪いことは大きく、良いことは小さく認知
7.感情的決めつけ 客観的事実より、感情を事実の証拠にする
8.すべき思考 強迫観念や義務感から自分を追い詰める
9.レッテル貼り 極端な決めつけ、偏見の確信下
10.自己関連付け 「自分のせいだ」と自己評価を下げる
私はインテュイティブも強く、「認知の歪み」10個すべてにあてはまっていました。
今思うと、なんて「生きづらい」日々をおくっていたんだろうと思います。当時はそれが私の歪んだ捉え方だったとは全く気づいていませんでした。
あまりに長い間その捉え方を続けていたので、事実そのものを見ることができなくなっていたんですね。
例えば、上司に「なんでこんな処理のし方したの?」と尋ねられたら「私のやり方が悪くて怒ってるんだ!」と捉えることが多かったと思います。
上司はただ処理をこうした理由を知りたかっただけで私を責めるつもりは全くなかったとしてもです。
多くのことに対して、こんな歪んだ捉え方をしていたのですから自己肯定感は上がるわけもなく、「どうせ私なんか・・・」と自分で自分を貶めていました。
それが私の「生きづらさ」「人間関係の悩み」につながっていたのだと思います。
HSPカウンセリング・コーチングでは「事実」と「解釈」を認識し、自分がどう事実を解釈しているのか?に気づくことから始めます。
そして、「今ここ」に集中するワークにより、事実をありのままに捉えることができるようにします
「今ここ」には認知の歪みは存在しないからです。
インテュイティブさんが歪曲して物事を捉えていることに日常生活を送るなかで気づけるよう練習していきます。
「認知の歪み」を解消することは、他者への勝手な思い込み・偏見などもなくなるので、「人間関係の悩み」も解消することになります。
私のHSPカウンセリング・コーチングでは、セッションの時間以上に毎日の生活の中でいかにご自身の心と向き合い、これまで説明してきた長年の癖を見つめ直すことができるようにするかということに重きを置いています。
私は中学生の家庭教師もしていますが、週一回の家庭教師の時間でできることはごく限られています。その他の時間をいかに有効に使えるのかをサポートすることを大切にしています。それと同じです。
ですから、私のセッションは長期間通わなくてもいいんです!
それには勿論あなたの「今のままでは嫌なんだ!」「本当に変わる!」という強い気持ちが不可欠ですが・・・。
先日私のセッションから卒業されたクライアントさんから「まだちょっと不安はあるけど、『何かあった時はすぐにあづささんに相談できる!』というお守りを胸にひとりで進んでみようと思います」と言われました。
この言葉を少しでも早くいただけるようなセッションにするつもりです。