HSPであることはあなたにとって意味がある | HSPオンラインカウンセリング

2024年2月26日

こんにちは。

皆さんは、HSPという言葉を聞いたことがありますでしょうか。最近では、テレビや雑誌、インターネット、SNS等でよく取り上げられており言葉だけは聞いたことがある方もいるかもしれません。

今回は、HSPについて解説をしていきます。

 

HSPとは?

心理者エレイン・アーロンが1996年に発表した理論です。

 

出典:https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=6DezjkilrSY

 

 HSPの言葉の意味は「非常に感受性が強く敏感な気質をもった人」のこと。

Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略

 

HSPは「生まれもった資質(遺伝)」であり、障害や病気ではありません。例えるならば、血液型のようなものです。

感覚感受性が高いことは、基本的には変えられないがトレーニングによってそれがポジティブに働くようになると考えられています。

 彼女の著書『THE HIGHLY SENSITIVE PERSON』は世界17ヶ国で100万部のベストセラーとなりました。

 

エレイン・アーロンによると

 「HSPは(米国では)人口の15〜20%(5人に1人)に見られる」とのこと。

 

 HSPの4つの特徴

 

DOES

  1. Depth of processing 深く考えすぎてしまう
  2. Overstimulation 過剰に刺激を受けやすい
  3. Emotional responsiveness and empathy 感情の反応が強く、共感力が高い
  4. Sensitivity to subtleties  些細な刺激を察知する

  

HSP特有の悩みとは?

HSP特有の悩みとして「生きづらさ」があります。

 

  • 周りの人に「敏感」「内気」と言われることが多い
  • 環境の急な変化が苦手で、動揺してしまう
  • たくさんのタスクをこなさなければならなくなると混乱する
  • 大きな音やまぶしい光が苦手
  • 些細なことで、深く考えすぎてしまう
  • 芸術に触れると大きく心を動かされる
  • 一人で静かに過ごせる刺激の少ない場所にこもりたくなる
  • 人の目(評価)が気になって、対人関係で疲弊する
  • 映画やドラマの暴力的なシーンが苦手
  • 匂いも敏感である

 

HSPの人にはこのような「生きづらさ」があります。

 

HSPカウンセリングのなかには、

「刺激の少ない環境に身を置き、刺激を避ける」とか「苦手な人とは距離を置いて、聞きたくない話は聞かないように逃げる」ことを薦めるものもあります。

 

確かにそれもひとつの道ではあるかもしれませんが、それは単なる対処療法でしかないと私は思っています。

骨盤の傾きが原因で腰痛がおこっているのに、いつまでもシップを貼り続けているようなものです。

 

私は「避ける」「逃げる」必要がない状態になることを目指しますとはいっても、今でも私はやっぱり刺激が少ない場所の方が落ち着くし、ひとりの時間も心地いい。

だから、必要に応じてどちらも選択できるようにしています。

 

つまりHSPの自分を受け入れつつ、弱みもあるけれどそれと同じくらい持っている私の強みを発揮することによって、カウンセラー・コーチとして「自分らしく生きられる」ようになっているのです。

 

私は自分がHSPであることに大きな意味を感じています。

 

HSPだからこそ、この道があったんだと…。  

 

あなたがHSPであることに意味が必ずあるのまとめ

 

今日は「あなたがHSPであることに意味が必ずある」ことをお伝えしました。

それを活かしながら、悩みや生きづらさを解消して、より一層HSPとして

強みを発揮して。自分らしく生きていきましょう!

 

次回は、HSP4つのタイプ別の強み・弱みについてお話しします。

 

きっとあなたが気づいていない、あなたの強みを見つけることができますよ!

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私のセッションでは、HSPのあなたがご自身を受容した上で(HSPは悪いことではない、むしろ自分の強みになると捉えた上で)抱えている悩みや生きづらさの根本となっているものは何なのか?を探っていきます。そして、固くなったそれを少しずつ丁寧に柔らかくしていきます。

その手法は様々、その方に合うと思うものを提供します。

  • HSPカウンセリング的にイメージワークを取り入れることによって同じ事態を楽に捉えられるようになったり
  • HSPコーチング的に、長年のネガティブな思考癖に気づき、和らげたり
  • 感情が生まれる仕組みを理論的に繰り返し説明することも