HSPでよくあるお悩みについて | HSPオンラインカウンセリング

2024年7月23日

HSPカウンセリング・コーチングのクライアントさんのお悩みのひとつに「また同じ失敗を繰り返してしまいそうで、なかなか行動できない」があります。

 

今回はその「繰り返してしまいそうで」という気持ちについてお話ししようと思います。

 

「また同じ失敗を繰り返してしまいそうでなかなか行動できない」というお悩み

 

私たちの潜在意識(無意識)の役割のひとつに「意図を現実化する」というものがあります。

 

つまり、私たちがこうするんだ!と決めた(意図したこと)が現実に現れるということです。

 

これが以前の記事にも書きましたが、「今日一日どんなことがあっても楽しく過ごそう!」と決めると、同じ現実を体験したとしても「楽しい」と感じられるものを潜在意識が集めてくれるわけです。

 

ですから同じように「また同じ失敗を繰り返してしまいそうで」と思っているということは「同じ失敗を繰り返す」ことを意図することになり、それが現実化してしまうことになります。

 

「二度あることは三度ある」という言葉がありますが、本当はないはずです。

 

あるとすれば、また同じことが起こるかもという意図がそれをひきおこしているのかもしれません。

 

よく「私は浮気癖のある人にばかり惹かれるの」という方がいらっしゃいます。

 

これもご本人がそう意図している(望んでいる)と潜在意識が判断して同じことと引き起こしている。だから、同じ現象が起きる。そして「やっぱりそうでしょ」という悪循環に陥るという構図です。

 

潜在意識は良い悪い、現実と虚構(想像)の区別がつかないというのも特徴です。

 

そう言われても、どうしても「同じ失敗を繰り返してしまう」と考えてしまいますか?

 

そんな時は自分の中でイメージを変えるということをします。

 

HSP カウンセリング・コーチングのセッションの中でも行いますが「サブモダリティチェンジ」というワークです。

 

セッションの中では、きめ細やかにイメージチェンジのサポートしますが、ここでは簡単にご説明しますので、是非トライしてみてください!

 

「同じことを繰り返してしまう」という不安を感じるとき、私たちは頭で考えているようで実は「上手くいかなかった」状況をイメージします。

 

視覚的にイメージすることが多いかと思いますが、聴覚的に、身体感覚的に、嗅覚かもしれまん。

 

上手くいかなかった状況をイメージすることで再度「あぁ嫌だな」ネガティブな感情をと感じてしまっている。

 

そして、それをイメージすればするほど、感じれば感じるほどその感情は強められてしまい、ますます不安になってしまっているのです。

 

その上手くいかなかったイメージを自分で上手くいった状態のイメージに書き換えることで解消できます。

 

つまり、自分の空想の世界で、自分の都合のいい映像を創りあげるということです。

 

ここで大切なのは、ぼんやりとしたイメージではなく、どんなものが見えて(視覚)、どんなことが聴こえるか(聴覚)、身体にどんな感覚があるか?なにか香る、匂うものがないか?(嗅覚)を五感しっかり感じて、創り上げることです。

 

潜在意識は現実と虚構(想像)の区別がつかないので、自分の都合のいいイメージをすることで、それを意図してる(望んでいる)と解釈してくれるわけです。

 

そして大事なのは、最終的にそこに「大丈夫!」と安心感(身体感覚)など自分が望む感覚をリアルに感じることです。

 

笑顔をあえて作るのもいいと思いますよ。

 

今回は「繰り返す」ということに着目して、お話ししました。

 

HSPカウンセリングの無料セッションを受けられます!

私のセッションでは、HSPのあなたがご自身を受容した上で(HSPは悪いことではない、むしろ自分の強みになると捉えた上で)抱えている悩みや生きづらさの根本となっているものは何なのか?を探っていきます。そして、固くなったそれを少しずつ丁寧に柔らかくしていきます。

その手法は様々、その方に合うと思うものを提供します。

  • HSPカウンセリング的にイメージワークを取り入れることによって同じ事態を楽に捉えられるようになったり
  • HSPコーチング的に、長年のネガティブな思考癖に気づき、和らげたり
  • 感情が生まれる仕組みを理論的に繰り返し説明することも